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新入社員の研修に英語研修が欠かせない理由とは?人事の方必見!

2022/11/14

ビジネスのグローバル化が進む中、英語でコニュニケーションが取れる人材の需要が高まり、多くの企業が社員に対する英語研修に力を入れています。特に、新人社員の研修に英語研修を導入する企業の割合が増加しており、導入率は8割以上と言われています。このように、企業が新入社員に対し、積極的に英語研修に取り組む理由は何なのでしょうか。新入研修に英語研修を導入するメリットや具体的な研修内容などの実践プロセスについて見ていきます。

目次

新人社員の研修に英語研修が必要な理由

新入研修にはなぜ英語研修が必要なのでしょうか?海外との取引などで英語が必要な中堅・ベテラン社員ならともかく、配属先が決まっていないことが多い新入社員に対し、英語研修を取り入れる必要性を疑問視する人事の方や経営陣も少なくないでしょう。しかし、配属先が未定で、英語の必要性が現時点で明確でない場合でも、英語研修を取り入れる意味はあります。
グローバル化が進む現代のビジネスでは、新入社員でも業務によって突然英語が必要になる場合があります。ビジネスで使えるレベルの英語の習得は長期間を要するため、入社一年目から英語研修を取り入れておくことで、英語を必要とする将来的な機会に備えておくことが可能です。また、国際的な視野、英語でのコミュニケーショ方法を入社早期から学んでもらうことで、グローバル人材として会社を牽引する新入社員に育成することができます。これらの理由から英語研修は今後の企業の成長を見据え、肝要なステップであると言えるでしょう。

入社時から英語研修に取り組くむことで、国際的な視野や異文化コミュニケーション力が身に付く

新入社員研修で英語研修を導入するメリット

新入社員研修に英語研修を導入するメリットを考える人事の様子

入社一年目から英語を必要とすることがない新入社員に英語力を身につけさせる必要性を疑問視する企業も多いですが、以下のようなメリットがあります。

長期的なグローバル人材育成のプランが立てやすい

英語を使えてグローバルに活躍できる人材 は多くの企業にとって価値のある存在です。ですが、多くの企業では従業員の多忙な業務スケジュール上、十分な育成・研修期間を設けられないことが多いでしょう。そのため、スケジュールに比較的余裕のある新入社員の時から英語研修を導入することで、社員の長期的なグローバル人材育成のプラン設定が立てやすくなります

成長スピードが早い

新入社員は「将来の可能性を広げる知識を身につけたい」という向上心や成長意欲の高い人材が多く、情報を吸収する速度が早い傾向にあります。そのため同じ英語研修を中堅・ベテラン社員に行うよりも、上達スピードが早く、効率的なスキルアップが期待されます。

同じタイミングで導入できる

入社時期が同じタイミングの場合が多い新入社員は一斉に英語研修を導入しやすい傾向にあります。一斉に導入するメリットとして、導入コストの削減や同期と一緒に受講できることでのモチベーション向上などが考えられます。

自主学習を習慣化

英語を使える人材を育成するには、会社が施す研修だけでなく、社員自身の継続した自主学習が成果に大きく関与します。新入社員時から英語研修を取り入れると、社員にとって英語を学ぶ習慣を身につけやすく、英語力向上を後押しすることができます。

入社早期から英語研修を導入することで、研修後も自主的な英語学習の習慣化を促進できる

新入社員の英語研修導入時のポイント

新入社員向け英語研修のオンライン研修内容

それでは、実際に英語研修を導入する際に気をつけるポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。主要なポイントである研修内容、研修目的、研修期間について見ていきます。

研修内容

新入社員向けの英語研修では、グローバル人材に求められる基礎的なスキルを身につけてもらうことが大切です。例えば、論理的思考、異文化理解力、リーダーシップなど国内外問わず共通して求められるソフトスキルは、脳に柔軟性のある若い時の方が身につきやすいのです。 英語の内容に関しては、基本的なビジネス英語を学んでもらうと良いでしょう。新入社員の多くは具体的な業務や携わるプロジェクトが不明確なケースが多いため、専門的な英語に着力すると汎用性が低くなる場合があります。そのため、「電話・メールの対応」、「会議の議事録の取り方」など、業務内容を問わず汎用的に使えるプラクティカル・イングリッシュを研修内容として提供することをお勧めします。 また、研修内容の一環として、研修後も自立した学習を継続していってもらうため、英語の学習習慣を身につける工夫も必要です。例えば、通勤中や仕事の合間など空いた時間に取り組める研修内容だと、毎日英語に触れる習慣付けに効果的だと考えられます。

研修目標の設定

新入社員向けの英語研修においては、グローバル人材としての基礎的な能力を社員に身につけてもらうこと、そして、それにより企業の可能性を広げることが大きな目的だと考えられます。前述した通り、グローバル人材の基盤を築くには異文化理解やコミュニケーション力といったソフトスキルと基礎的なビジネス英語のスキルに大きく分けられます。前者の場合、「マインドセットの変化」がゴールとして考えれますが、KPIの達成が数値化しにくいことが難点です。従って、研修後にサーベイなどを通じて社員が感じたことを定性調査してみることが達成効果を測る一つの方法となります。後者の英語力のスキルアップの場合は、英語のレベルアップをロールプレイ・テストなどで周期的に実力を測定することが可能です。従って、ゴールはビジネス英語の実力測定テストで何点をとる、など具体的な目標を研修内で設定すると良いでしょう。

研修期間・スケジュール

新入社員研修に英語研修を導入する上で気をつけたいのが「研修期間・スケジュール」です。研修の長さは短期間(3ヶ月程度)から長期間(半年以上)のものまで、目的や内容によって変わります。特に、新卒社員の英語研修の場合、入社後は新卒研修との兼ね合いなどからスケジュールが(中堅・ベテラン社員向けの)通常の英語研修と異なることが多いようです。そのため、内定期間を活用する、1〜2日の集中型研修を周期的に行うなど、空いている時間を有効に使うことをお勧めします

まとめ

グローバル化が進む現代のビジネスではいつ英語が必要になるかわかりません。現時点で使う機会が少なくても、2,3年後には必要になることもあるでしょう。グローバル人材を育成する上で、新入社員に対し英語研修を導入することは、会社と社員自身の将来の可能性を大きく広げられます。まずは英語での基礎的なコミュニケーション力、異文化理解力などのグローバル人材としての基盤を作るスキルを新入社員の時に身につけてもらうと良いでしょう。

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